早見表付だからすぐわかる!結婚式のお呼ばれ靴のマナー
最終更新日:2016.12.11
結婚式では普段着とは違い華やかな装いとマナーが求められるだけに、知らず知らずのうちに恥ずかしい思いをして、後々後悔はしたくない。
でもいろいろ準備に追われていて時間もない。そんなあなたのために「早見表」でサクッとわかる結婚式の靴のマナーを解説します。
結婚式の靴のマナーは結婚式の服装マナーと同様にドレスコード(服装のきまり)によって、マナーに違いがあります。
結婚式の招待状に服装について何も指定のない結婚式・披露宴の場合は、早見表の2行目の『準礼装(親戚、友人、知人、仕事関係者)』をご確認ください。
1.結婚式の靴のマナー 簡単!早見表
今、あなたが検討している靴がマナー違反かどうかをすぐに判断できるように、靴のマナー早見表を用意しました。是非ご活用ください。
○:着用OK
△:専門家の間でも意見がわかれるもの
×:着用してはいけないもの。

結婚式の招待状に服装について何も指定のない結婚式・披露宴の場合
早見表の2行目の『準礼装(親戚、友人、知人、仕事関係者)』となります。
準礼装(じゅんれいそう)の場合、出席する時間帯(昼・夜)に関わらず、つま先が出ない5cm以上のプレーンなハイヒールパンプスが基本マナーです。
カジュアルな結婚式の場合
結婚式の招待状にカジュアルな服装の指定(平服指定など)、格式をあまり気にしない、ガーデンウェディングやレストランウェディング、二次会や1.5次会などのカジュアルスタイルの場合、オープントゥパンプスやストラップ付のサンダル・ミュールがマナーの許容範囲となる場合もあります。
ただ、式のスタイルや新郎新婦の家柄などが良くわからず、どれぐらいきちんとしていった方が良いかわからならい場合は、きちんと感をワンランクアップして、つま先が出ないプレーンなパンプスを選びましょう。
2.結婚式の靴のマナーにも関係するお呼ばれゲストのドレスコード(服装のきまり)とは?
どんな形式の結婚式でも、結婚式に招待されたゲストにはドレスコード(服装のきまり)が必ずあります。
靴の場合も、あなたが出席する結婚式のドレスコードをきちんと把握して、コーディネートを楽しみましょう。
結婚式の招待状に服装について何も指定のない結婚式・披露宴「準礼装(じゅんれいそう)」を基準にして結婚式の「靴のマナー簡単!早見表」を確認してみましょう。
結婚式のドレスコード(服装のきまり)
結婚式のドレスコード(服装のきまり)は大きくわけると下の3つにわけられます。
正礼装(せいれいそう)
フォーマルレベル:★★★
主賓クラスとして出席する場合の服装のきまり。
主賓クラスとは、「新郎新婦の父母」「媒酌人(仲人)」「新郎新婦の両親にとても近い親戚」の立場で出席する人の服装のきまり。
準礼装(じゅんれいそう)
フォーマルレベル:★★☆
「新郎新婦の親戚」「友人」「知人」「仕事関係者」の立場で出席する人の服装のきまり。
結婚式の招待状に服装について何も指定のない結婚式・披露宴。
略礼装(りゃくれいそう)
フォーマルレベル:★☆☆
主催者側のテーマとして、あまり格式にこだわらないカジュアルな結婚式・披露宴の場合「略礼装」でもOK。
※招待状に「平服」の記載がある場合は、カジュアルな服装のイメージですが普段着ではありません。
平服は「正礼装でなくても良いですよ」という意味なので「略礼装」でもOKです。ジーパンなどカジュアルすぎる服装はNGです。
肩肘はらずに気軽に来てくださいという主催者側の心配りと受け止めましょう。
参考文献
ひぐち まり(2014)『結婚式お呼ばれマニュアル ~ゲストのためのマナー・服装入門~』impress QuickBooks.
3.結婚式の靴のマナー 3つの基本
あなたが出席する結婚式のドレスコードを基準にして、「結婚式の靴のマナー簡単!早見表」であなたが着用しても良い靴のイメージができたと思います。
最後に結婚式の靴のマナーをおさらいしておきましょう。
ここではより具体的に結婚式の招待状に服装について何も指定のない結婚式・披露宴「準礼装(じゅんれいそう)」ではNGとなってしまう靴のマナー3つの基本を解説いたします。
3−1.つま先が出ないヒールのあるパンプスが基本(ヒールの目安:5cm以上)
結婚式で履く靴は出席する時間帯(昼・夜)に関わらず、つま先が出ない5cm以上のハイヒールパンプスが基本マナーです。
※尚、やむおえない事情(妊婦や足に怪我・障害がある)でヒールのある靴が履けない場合、無理をしてマナーを守る必要はありません。
適度に華やかで体に負担のかからない靴・服装で、祝福の気持ちを表現しましょう。
3−2.カジュアルな分類のサンダル、ミュール、ブーツはNG
フォーマルな装いが求められる結婚式ではカジュアルな分類、印象となる靴(サンダル、ミュール、ブーツ)はNGです。
3−3.素足ではなくストッキングを必ず履く
女性ゲストの洋装では肌なじみの良いベージュ系のナチュラルストッキングを履くことが基本マナーです。
平服指定(略礼装)や格式をあまり気にしないカジュアルな式の場合、ラメ入りやワンポイントのプチジュエリーストッキング、黒いストッキングなどは許容範囲という傾向にあります。
全体柄のもの・網タイツなどは衣類の分類としてフォーマルではないので結婚式・披露宴ではさけましょう。
参考文献
ひぐちまり(2014)『結婚式お呼ばれマニュアル ~ゲストのためのマナー・服装入門~』インプレス.
まとめ:結婚式の靴のマナー、ポイントは2点
【1】つま先の出ないヒール5cm以上のプレーンなパンプスを選ぶ。
【2】素足は避け、肌馴染みの良いベージュのストッキングをはく。
最後に
良ければ、友達や姉妹・家族とシェアして特別な日の準備にお役立てください。
あなたの結婚式お呼ばれパーティーライフが少しでも豊かになるよう心より応援しています。
