結婚式の髪型を自分でやるときに欠かせない基本3大アレンジ+α

最終更新日:2017.01.02


結婚式の髪型で人気の3大ヘアアレンジ「編み込み」「ねじり」「くるりんぱ」を自分で簡単にできる基本テクニックを解説します。

初心者さんも慣れた人も!アレンジの幅がグッと広がる基本3大テクニック。

基本3大アレンジをマスターした人は「+α基本アレンジ」の「逆毛」「巻き髪」をMIXしてもっと可愛くワンランクアップ♪

1、編み込みヘアアレンジの基本

編み込みをマスターせずして華やかなヘアマスターにはなれません!!
代表的な編み込みの「表編み」「裏編み」「片編み」「フィッシュボーン」を動画&手順イラストの解説でマスターしましょう!

結婚式の髪型で人気の3大アレンジの編み込み

1-1、表編み

三つ編みのやり方で、少しずつ髪を足していくだけだからとっても簡単。

■編み込み手順がわかりやす動画


■自分でやる場合に指の動きなどポイントがわかりやす動画


念のためイラスト解説も紹介しておきます。

[STEP1] 髪をクシでといてから表編みを作りたい部分の髪を3等分にする。

表編みSTEP1

[STEP2] 三つ編みをつくる。

3等分した髪のうち(A)と(C)を左手で、真ん中の(B)を右手で持ちます。このSTEP2で土台の三つ編みをきちんと編むことで次の手順が安定しやすくなります。

表編みSTEP2

[STEP3] Bの髪に端から髪を足して中央にもってきます。

ピンクの矢印部分の端にある(B)の下の毛をすくい取り(B)の髪に足します。
ちょっと太くなった(B)の髪を(A)の上を通して中央にもってきます。

表編みSTEP3

[STEP4] STEP3と同じでCの髪に端から髪を足して中央にもってきます。

ピンクの矢印部分の端にある(C)の下の毛をすくい取り(C)の髪に足します。
ちょっと太くなった(C)の髪を(B)の上を通して中央にもってきます。

表編みSTEP4

[STEP5] STEP3とSTEP4を繰り返して完成。

左右の編み込む髪がなくなるまで続けて完成です。

表編みSTEP5

1-2、裏編み

裏編みは表編みとは逆に、下からクロスさせながら編み込んでいきます。

1-3、片編み

三つ編みのやり方で、片側だけ髪を追加して編む片編みは前髪やサイド編み込みアレンジに最適。

いかがだったでしょうか?基本的な編み込みができるようになったら結婚式や特別な日に向けていろいろな編み込みアレンジをためしてみましょう。

1-4、フィッシュボーン

海外セレブにも人気のフィッシュボーンは、複雑で難しそうに見えるけど、実はとっても簡単!

■手順がわかりやす動画

手順1、髪を2つにわける
手順2、左右の髪を順番に中央に入れることを繰り返す
これだけできればフィッシュボーンはできるんです!


■自分でやる場合に指の動きがわかりやす動画



念のためイラスト解説も紹介しておきます。

[STEP1] 同じぐらいの太さで髪の束を2つに分けます

フィッシュボーンSTEP1

このとき編み込みしやすいように、霧吹き(水)で少し湿らしたり、ムースをつけると編みやすくなります。

※注意ポイント

水で湿らす場合は、水分が髪に浸透するまで数分待ちましょう。
急ぐ場合は市販の寝癖直し整髪料を使うとすぐに浸透してくれます。


[STEP2] 右の髪の外側から髪を取り、左の髪に渡します

フィッシュボーンSTEP2

髪の量は最終的な仕上がりをイメージしながら、「細かい」フィッシュボーンなら少なめに、「太め」のフィッシュボーンなら少し多めに髪を取ります。

※注意ポイント

自分でやる場合は、先ほど紹介した動画解説のように人差し指で髪を取っていくとスムーズにできます。


[STEP3] 左の髪の外側から髪をとり、右の髪に渡します

フィッシュボーンSTEP3

青い点線の髪はSTEP2の髪です。
STEP2の髪の上を通って左から右に髪を渡します。


[STEP4] これで1つ目が完成

フィッシュボーンSTEP4

ここまでの「STEP2とSTEP3」の動作を繰り返すだけで海外セレブの外国人風フィッシュボーンができちゃいます♪


[STEP5] ここからは繰り返しの作業

フィッシュボーンSTEP5

STEP2と同じように右の髪の外側から髪を取り、左の髪に渡します


[STEP6] 左の髪の外側から髪をとり、右の髪に渡します

フィッシュボーンSTEP6

STEP3と同じように左の髪の外側から髪をとり、右の髪に渡します。


[STEP7] これで2つ目が完成

フィッシュボーンSTEP7

このように、「STEP2とSTEP3」を繰り返していくと下の画像のようなオシャレで華やかなフィッシュボーン編み込みヘアスタイルが完成します。

フィッシュボーン

2、ねじりヘアアレンジの基本

ねじってまとめるだけで簡単に可愛いアレンジになるのでとっても人気。編み込みが苦手という人はねじりアレンジから挑戦してみても良いかも。

結婚式の髪型で人気の3大アレンジのねじり

編み込みやくるりんぱとミックスアレンジしてあなたと相性の良いヘアアレンジを楽しんでください。

3、くるりんぱヘアアレンジの基本

結んだ髪をクルッとまわして簡単に可愛いアレンジになるから不器用さんにもとっても人気。

髪を少しつまんであげればオシャレなこなれ感もつくれるので「編み込み」や「ねじりヘア」がちょっと苦手という人はくるりんぱから挑戦してみてね!

結婚式の髪型で人気の3大アレンジのくるりんぱ

編み込みやねじりとミックスアレンジしてあなたと相性の良いヘアアレンジを楽しんでください。

4、逆毛ヘアアレンジの基本

華やかなヘアアレンジの+αスパイスに欠かせない逆毛。
ワックスなどの整髪料でボリューム感を作ると、長時間もたずに崩れてしまい、手直した経験がある人も多いのではないでしょうか?

でも、逆毛がきちんとできればボリュームもキープできるし、仕上がりもふんわり華やかになります。

やり方はとっても簡単なので、ここまでに覚えたヘアアレンジ3大テクニックとミックスすれば、あなたもヘアアレンジ上級者の仲間入りです♪

そもそも「逆毛を立てる」とは?

髪の束をつくって、毛先から根元に向かってクシでとかしてボリュームを出すこと。

逆毛の正しいやり方

逆毛の正しいやり方を簡単に理解するための手順イラストを紹介します。

逆毛の正しいやり方

①ボリュームを出したいところの内側から髪を取る。

このとき、一気にやるのではなく、少しずつ髪をとって逆毛を立てて行きましょう。

②最後になじませる髪と逆毛を立てる髪を前と後ろに分ける

最後に逆毛を立てた髪の上からなじませる髪はクリップなどで留めておくとやりやすいです。

逆毛の正しいやり方STEP2の補足画像

③髪を手で引っ張りながら、全体の3分の1あたりの毛先から根本に向かってくしで逆毛を立てます。

くしは、頭皮に対して90度の角度で引っ張り上げた髪束に対して直角(頭皮と並行)にして逆毛を立てます。
くしを通す回数は、3、4回が目安です。

④クリップで分けておいた②の髪を逆毛を立てた髪になじませる。

⑤完成です♪

※注意ポイント

【注意ポイント1】逆毛を立てる髪は、逆毛を立てる前にくしで綺麗にといておきましょう。
【注意ポイント2】スプレーなどの整髪料を使って逆毛を立てると、キープ力はありますが、失敗したときに修正が効かなくなるので注意してください。

ボブ~ロングヘアの逆毛の立て方 動画

この動画では髪をまとめてとって、毛束の半分に逆毛を立てています。
丁寧にボリュームのキープ力を上げたい場合は、先ほど説明したように少しずつ逆毛を立てましょう。

ショートヘアの逆毛の立て方 動画

5、巻き髪ヘアアレンジの基本

結婚式やパーティーなど華やかなアップスタイルやハーフアップなど、巻き髪でニュアンスをつけると華やかさがグッと引き立つ巻き髪アレンジ♪

初心者さんも不器用さんも簡単にできる♪コテを使った巻き髪の基本アレンジを伝授します♪

巻き髪で使うコテは何ミリが良いの?

基本的にロングヘアなど髪が長い方ほど、太いもの《32mm程度》を使用した方が巻きやすいです。場合によってですが、たとえばロングでカール感を強めに出したいなら少し細めの26mm程度のものを選ぶとうまくカールを巻くことできます。

出典:makigami-kote.com

髪質で髪が細い方は、一般的にはカールがつきやすいので少し太めのものを選ぶことをオススメします。逆に、硬くて太い方の場合は、カールがつきにくくなるので細めのものを選ぶとしっかりとカールを巻くことができます。

出典:makigami-kote.com

コテ選びのポイントは髪の長さと、髪質!

まとめると
コテの大きさの種類は大まかに「19mm」「26mm」「32mm」「38mm」の4種類。

髪の長さが
セミロング以上なら32mmぐらいを目安に選ぶ、
ミディアム以下なら26mmぐらいを目安に選ぶ。

※髪質が細い場合は、少し太めを選ぶ。
※髪が固くて太い場合は、少し細めを選ぶ。
※カール感を強めにしたいなら少し細めを選ぶ。

使うコテが決まったら、いざッ!巻き髪♪実践!
まずは、巻き髪をする前の準備から♪

巻き髪の準備1:カールローションをつける

巻き髪する部分にカールローションをスプレーします。
カールローションは、コテの熱から髪を守ってくれるし、カールのキープ力もアップするので必需品。

巻き髪の準備2:ドライヤーで乾かす

カールローションをスプレーしたら、必ずドライヤーで乾かします。

髪を傷めないためにもこの二手間がとっても重要なんです。

巻き髪の準備3:ブロッキングする

ブロッキングとは、ピンなどを使って髪を小分けにすることです。 これをしておけば、コテを使って巻くときに適量の髪を巻くことができるのです。主に、前髪、顔のサイド(耳の上あたり)、バック(自分では見えない、後ろの部分) で分けます。バックは上下左右に4つ程度に分けるとやりやすいです。

出典:makigami-kote.com

ヘアアレンジのブロッキング

上の画像を参考に自分がやりやすいようにブロッキングします。

これで巻き髪の準備完了♪
さぁ!やっと巻き髪の実践♪

巻き髪のやり方

巻き髪 内巻き(フォワード巻き) 外巻き(リバース巻き)

巻き髪には色々な種類があります♪
今回は、最もポピュラーな「内巻き(フォワード巻き)」「外巻き(リバース巻き)」「内巻きと外巻きのミックスカール」のやり方を動画で紹介します。

※注意点

■注意点1:巻き始める場所は毛束の中間あたりから巻き始める

つい毛先から髪を巻きがちですが、巻き始めは、毛束の中間からが正解! 毛束の中間をはさみ、毛先のほうへ、ヘアアイロンを滑らせるように

出典:ホメ髪.com

■注意点2:コテの温度は160度ぐらいからスタートする

基本の巻き髪 3選

■内巻き(フォワード巻き)のやり方 動画


■外巻き(リバース巻き)のやり方 動画


■ミックスカール(内巻き&外巻き)のやり方 動画


キープ力がUPする♪巻き終わりの仕上げ方

1、髪の熱を冷ます(冷風ドライヤー・熱が逃げるのを待つなど)
2、手ぐしでほぐす
3、ワックスをもみこむ
4、スプレーを内側から吹きかけキープ力UP!

髪が冷えたときにカールのくせが固定されます。巻いた直後、髪に熱が残っているときに手ぐしでほぐしてしまうとせっかく巻いたカールが取れてしまうことも。
巻いたあと、少し髪の毛の熱が逃げるのを待ったり、弱めの冷風で冷ましたあとに手ぐしでほぐすとカールが持続します。

出典:美レンジャー

ワックスを揉みこんだ後にスプレーを髪の内側から吹きかけるとより長時間キープできますよ。

出典:モテ子BEAUTY



最後に

友達や姉妹・家族とシェアして特別な日のヘアアレンジを楽しんでみてください。